C型肝炎の検査方法

最初に、抗体の検査を行います。抗体が陽性だった場合、“ウイルスが体の中に入ったことがある”ことを示します。
これは、今もウイルスが体の中に残っていることもあるし、今はウイルスは消えてしまっているという可能性もあります。
次に確認するのは、そのウイルスが“今も体の中にいるのかどうか”です。
そこでC型肝炎ウイルスの同定検査を行います。これも血液検査です。これで陰性であれば、ウイルスは体には残っていないということになりますのでひと安心です。
しかし、検査でひっかからないくらいごく少量のウイルスが残っている可能性は否定できませんので、定期的な検査は受けましょう。
もし、ウイルスの同定検査も陽性だった場合は、残念ながらウイルスは体の中に残っていることになります。

C型肝炎ウイルスに持続感染している40歳以上の100人が治療を受けずに放置した場合、65〜70人が慢性肝炎、20〜30年後に10〜16人が肝硬変になり、このうち5〜10人が肝硬変や肝臓癌で死亡するというデータがあります。
ですから、ウイルスが陽性とわかったら、ここからは大きく分けて2つの検査を行うことになります。
一つは、ウイルスについての検査、もう一つは肝臓の状態を調べる検査、となります。
ウイルスについてはウイルスの型と量を調べます。これによって、抗ウイルス薬であるインターフェロンが効くかどうか予測することができます。
肝臓の状態や合併症を調べる検査としては、血液検査、超音波、CT、内視鏡などに加え、肝臓の組織検査が行われます。
