C型肝炎とは

C型慢性肝炎とは、肝炎を起こすウイルス(C型肝炎ウイルス)の感染により、6ヵ月以上にわたり肝臓の炎症が続き、細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなる病気です。
初期にはほとんど症状はありませんが、放置しておくと、長い経過のうちに肝硬変や肝がんに進行しやすいことが知られています。
現在わが国には100人に1〜2人の割合で、C型慢性肝炎の患者さん、あるいは本人も気づいていないC型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)がいると推測され、“21世紀の国民病”とまでいわれています。
C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。感染している人の血液が他の人の血液の中に入ることで感染しますが、空気感染や経口感染はありません。
現在わが国の感染者の多くは、C型肝炎ウイルスが発見される前の輸血や血液製剤、
あるいは注射針が使い捨てになる前の注射針の使い回しなどで感染したものと考えられています。
現在ではこのような原因で新たに感染することはほとんどありません。

問題になるのは、ピアスや入れ墨、覚せい剤などの回し打ち、あるいは不衛生な状態での鍼治療などです。
また、性交渉による感染や母から子への感染(母子感染)はごくまれとされています。

